バカラの 3 枚目ルール完全解説:バンカーとプレイヤーのドローイング表

バカラのテーブルであなたが決めることは、どちらに賭けるかだけです。カードが配られた後、3 枚目を引くかどうかは バンカー側もプレイヤー側も一切選べません — ディーラーは固定された表どおりに配るだけで、誰にも変えられません。

このページではその表を整理し、さらに普通の解説には載っていないものを足します。各ルールが実際にどれくらいの頻度で使われるのかを、8 デッキの完全列挙で計算しました。

先に結論

ステップ 1:ナチュラルかどうか

最初の 2 枚を足して、下 1 桁だけを見ます。7 + 8 = 15 なら 5 です。

どちらかが 8 か 9 なら、両者スタンドでそのハンドは終了。 これがナチュラルです。

状況発生確率
プレイヤーのナチュラル15.36%
バンカーのナチュラル15.36%
両者ナチュラル3.58%
合計:ドローイングルールを使わない34.30%

つまり卓で見る 3 ハンドに 1 ハンドは、以下のルールを一切通りません。

ステップ 2:プレイヤーは引くか

ナチュラルがなければ、まずプレイヤー側から。ここは単純です。

プレイヤーの 2 枚合計アクション
0、1、2、3、4、53 枚目を引く
6、7スタンド
8、9ナチュラル、スタンド

頻度:ヒット 50.34%、スタンド 15.35%、ナチュラル 34.30%。

ステップ 3:バンカーは引くか

バンカー側は 2 つの場合に分かれます。バカラで唯一ややこしいのがここです。

ケース A:プレイヤーがスタンドした(6 か 7)

このときバンカーはプレイヤーと同じ単純なルールを使います。

バンカーの 2 枚合計アクション
0–5引く
6、7スタンド

ケース B:プレイヤーが 3 枚目を引いた

バンカーが引くかは、自分の点数とプレイヤーが引いた 3 枚目の点数の両方で決まります。横軸がプレイヤーの 3 枚目です。

バンカー点数 \ プレイヤー 3 枚目0123456789
0–2引引引引引引引引引引
3引引引引引引引引停引
4停停引引引引引引停停
5停停停停引引引引停停
6停停停停停停引引停停
7停停停停停停停停停停

丸暗記しなくて構いません。傾向はこうです:バンカーの点数が高いほど、プレイヤーの引いたカードが「役に立っていない」ことを要求します。4 なら 2–7、6 まで来ると 6 と 7 しか認めません。

各ルールが実際に使われる頻度

ここが自分たちで計算した部分です。全ハンド中、どのルールが決め手になったかの割合:

ルール発生頻度
バンカー 0–2、必ず引く20.91%
プレイヤーがスタンド、バンカー 0–5 で引く11.77%
バンカー 7、スタンド5.90%
バンカー 5、プレイヤー 3 枚目が 4–7 のときだけ引く5.89%
バンカー 3、プレイヤー 3 枚目が 8 以外なら引く5.89%
バンカー 6、プレイヤー 3 枚目が 6–7 のときだけ引く5.87%
バンカー 4、プレイヤー 3 枚目が 2–7 のときだけ引く5.87%
プレイヤーがスタンド、バンカー 6–7 でスタンド3.58%
ナチュラルで即終了34.30%

見てすぐ分かります:本当にややこしい 3 行(バンカー 4、5、6)を合わせても 17.6% しかありません。 大半のハンドはナチュラルで終わるか、バンカーの点数が低すぎて引くしかないかのどちらかです。

1 ハンドで使うカードの枚数

使用枚数確率
4 枚(どちらも引かない)37.89%
5 枚(片方だけ引く)30.34%
6 枚(両方引く)31.77%

プレイヤーの 3 枚目は 0 が最も多い

プレイヤーの 3 枚目全ハンド中引いたハンド中
015.48%30.75%
1–9(各点)約 3.87%約 7.7%

0 が多いのは単純な理由です。10、J、Q、K がすべて 0 なので 1 デッキに 16 枚あり、他の点数の 4 倍あります。バンカーが 4 と 5 のときにプレイヤーの 0 でスタンドするのも同じ理由で、そのカードはプレイヤーの手をほぼ改善していないからです。

実戦データと突き合わせる

完全列挙の結果と、実戦 180 万ハンドを並べます。

完全列挙(8 デッキ)実戦(1,801,127 ハンド)差
バンカー45.8597%45.845%−0.015
プレイヤー44.6247%44.614%−0.011
タイ9.5156%9.541%+0.025

3 つとも 0.03 ポイント以内、完全に標本誤差の範囲です。ここから 2 つ言えます:実際の卓はこのルールどおりに回っていること、そして私たちの列挙が間違っていないこと。

これは打ち方に何を意味するか

何も意味しません。 それがポイントです。

ブラックジャックでルールを覚える価値があるのは、ヒット・スタンド・スプリット・ダブルという判断があり、選択を誤れば損をするからです。バカラにはそれがありません。ルールが全工程を固定しています。3 枚目から精算まで、あなたの判断が入る場所は 1 か所もありません。

つまりハウスエッジはルールの側にあり、打ち方の側にはありません。バンカーに賭ければ長期で 100 あたり約 1.06、プレイヤーなら約 1.24 を失います。この 2 つの数字はチップを置く前から決まっていて、表を暗記しているかどうかとは無関係です。導出は確率とハウスエッジに、ルール別の期待値は期待値計算ツールで試せます。

データと計算方法


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次に読む:確率とハウスエッジ · バカラ罫線の見方 · 連はどれくらいの頻度で出るのか

よくある質問

ドローイングルールはどのカジノでも同じですか?

Evolution をはじめ主要なライブバカラは、ここに示した標準のドローイングルール 1 種類を使っています。一部のバリアントは異なり、たとえば Always 8 / Always 9 の卓はバンカーとプレイヤーの確率が標準値から大きくずれるため、この表は適用できません。

なぜバンカーのルールのほうが複雑なのですか?

バンカーが後に行動し、プレイヤーが引いたカードを見られるからです。ルールはその情報を使わせており、それがバンカーの勝率(45.86%)がプレイヤー(44.62%)をわずかに上回る理由であり、バンカー賭けに 5% のコミッションがかかる理由でもあります。

ナチュラルとは何ですか?

最初の 2 枚の合計が 8 または 9(下 1 桁のみ)のことです。どちらかに出れば両者スタンドで即精算となります。全ハンドの 34.30% で発生します。

なぜプレイヤーは 5 で引いて 6 で止まるのですか?

ルールがそこに線を引いているだけで、選択ではありません。数学的には 5 では引くほうが期待値が高く、6 では逆になりますが、あなたにとって実用的な意味はありません。引くかどうかを決める権利がなく、ディーラーが表どおりに処理します。

表を暗記すると成績は上がりますか?

上がりません。バカラにはプレイヤーの判断が一切なく、ドローは自動で処理されます。唯一の利点は卓で何が起きているか追えることです。ハウスエッジはルールに書き込まれており、あなたが覚えているかどうかとは関係ありません。