バカラ罫線の見方:ビーズプレート・ビッグロード・ビッグアイボーイ・スモールロード・コックローチロード完全ガイド

バカラのテーブル横に表示される罫線(スコアボード)は5種類あります。暗号のように見えますが、実は2種類に分けられます。起きた結果をそのまま記録する罫線(ビーズプレート、ビッグロード)と、ビッグロードから計算して描く罫線(ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチロード)です。

結論から

罫線は記録の方法としてはとても便利です。ただし、次のハンドについての情報は一切含んでいません。以下、それぞれの書き方と読み方を説明します。

実際の1シューから描いたビーズプレート、ビッグロード、ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチロードの例

データセットに含まれる実際の1シュー(最初の36ハンド)。5つの罫線はすべて同じ結果を記録しています。

5種類の罫線一覧

罫線中国語名記録する内容記号元データ
ビーズプレート珠盤路全ハンドの結果(タイ含む)塗りつぶした丸に B / P / T実際の結果
ビッグロード大路同じ側の連勝を1列ずつ白抜きの丸、タイは斜線実際の結果
ビッグアイボーイ大眼仔ビッグロードの形が揃っているか(1列前と比較)小さな白抜きの丸ビッグロードから計算
スモールロード小路同上(2列前と比較)小さな塗りつぶしの丸ビッグロードから計算
コックローチロード曱甴路同上(3列前と比較)斜線ビッグロードから計算

ビーズプレート:いちばん素直な記録

左上から縦に下へ埋めていき、1列6マスが埋まったら右の列へ移ります。1ハンド1つの丸で、赤がバンカー、青がプレイヤー、緑がタイです。

ビーズプレートは情報が欠けないのが長所です。タイも1マス使うので、そのシューでタイが何回出たかを数えるのに最適です。一方で連勝の流れは読み取りにくく、そのためにビッグロードがあります。

ビッグロード:連勝を1列にまとめる

ビッグロードはバンカーとプレイヤーだけを描きます。ルールは3つです。

  1. 同じ側が続いたら同じ列の下へ。反対側が出たら右隣の新しい列の一番上から描きます。
  2. タイはマスを使いません。直前の丸に緑の斜線を入れます。タイが複数回出た場合は数字を添えるテーブルもあります。
  3. 6マス目まで埋まってもまだ続く場合は右へ曲がって最下段を進みます。これを「ドラゴンテール」と呼びます。

つまり、ビッグロードの1列は1回の連勝で、列の長さが連勝数です。実戦では、それぞれの長さがどれくらい出ているのでしょうか。

1列の長さ全列に占める割合
1(ツラが切れる)50.83%
225.04%
312.28%
46.03%
52.97%
61.44%
70.71%
8以上0.70%

800,870列の完全な列を集計。各シュー最後の列は途中で切れている可能性があるため除外しています。

1マス長くなるごとに割合はほぼ半分になります。各ハンドが独立していて、バンカーとプレイヤーがほぼ五分五分なら、まさにこうなるはずです。6以上の列は全体の約2.9%にすぎませんが、1シューには平均30列あります。実際に集計すると、61%のシューで6連以上、20%のシューで8連以上が出ていました。長いツラは珍しくありません。詳しい計算は連はどれくらいの頻度で出るのかをご覧ください。

派生罫線の計算方法

ビッグアイボーイ、スモールロード、コックローチロードは同じルールで描きます。違いは何列前と比べるかだけです。

この間隔を k とします(ビッグアイボーイ k=1、スモールロード k=2、コックローチロード k=3)。ビッグロードに結果が1つ追加されるたびに、各派生罫線に1つ印が付きます。

ケース1:その結果でビッグロードの新しい列が始まった場合 直前の列と、そこからさらに k 列左の列の長さを比べます。同じ長さなら赤、違えば青です。

ケース2:その結果で今の列が下に伸びた場合 k 列左の、同じ行のマスを見ます。

描き始めるタイミング:比較する列が揃うまでは描けません。ビッグアイボーイはビッグロード2列目の2つ目の結果から始まります(2列目が1つだけなら3列目の1つ目から)。スモールロードは3列目、コックローチロードは4列目から同じ要領で始まります。シューの序盤で派生罫線が空白なのはこのためです。

派生罫線の印もビッグロードと同じ並べ方をします。同じ色なら下へ、色が変わったら新しい列です。

赤と青の本当の意味

赤はバンカーでも、青はプレイヤーでもありません。赤はビッグロードの形が繰り返していること(同じ長さの列が続く、切れ目の位置が揃う など)、青は繰り返していないことを表します。「罫線が素直」と言われるのは、赤が多い状態のことです。

ここで重要な性質があります。どの時点でも、次がバンカーの場合とプレイヤーの場合で、同じ派生罫線には必ず逆の色が付きます。つまり「ビッグアイボーイを赤にしたい」は、必ず「バンカーに賭ける」か「プレイヤーに賭ける」のどちらかに言い換えられます。だからこそ、効果を直接検証できます。

検証:派生罫線でバンカー/プレイヤーを選べるか

実戦27,510シューについて、ビッグロードと3つの派生罫線を1ハンドずつ再現し、3つの点を確認しました。

1. どちらかの色が多く出るか?

派生罫線記録された印の数赤の割合
ビッグアイボーイ1,546,64450.02%
スモールロード1,491,74549.93%
コックローチロード1,436,78849.93%

3つともコイントスと同じです。

2. 同じ色が3つ続いた後、その色は続くか?

派生罫線赤3連の後に赤青3連の後に青
ビッグアイボーイ49.96%50.00%
スモールロード49.88%49.80%
コックローチロード50.17%50.14%

どの項目もサンプルは17万件以上で、結果はすべて50%前後です。色がツラになることも、「そろそろ色が変わる」こともありません。

3. 毎回「赤になる側」に賭けたらどうなるか?

タイは返金、バンカーの勝ちは5%コミッションを差し引いて計算しました。

賭け方1回あたりの期待値
ビッグアイボーイの赤に従う−1.11%
スモールロードの赤に従う−1.28%
コックローチロードの赤に従う−1.27%
比較:常にバンカー−1.06%
比較:常にプレイヤー−1.24%

派生罫線に従った結果は、「常にバンカー」と「常にプレイヤー」の間に収まりました。つまり、両サイドをランダムに切り替えているだけで、追加の情報は何もないということです。差は統計的な誤差の範囲内です。

では、罫線は何の役に立つのか

罫線には実際に3つの使い道があります。

できないのは、次のハンドを教えることだけです。各ハンドはシューに残ったカードから配られ、スコアボードの印が残りのカードを変えることはありません。

トップページの罫線判読エンジンに任意の罫線を入力すると、その形がランダムなシューでどれくらい出るかを確認できます。「法則がある」と感じるパターンは、罫線パターン検定で大量のサンプルに対して本当に当たるか試せます。

データと方法


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次に読む:連はどれくらいの頻度で出るのか · 本当の確率とハウスエッジ · 資金進行が機能しない理由 · バカラの 3 枚目ルール

よくある質問

ビッグアイボーイが赤なら、バンカーに賭けるべき?

いいえ。派生罫線の色はバンカー/プレイヤーとは無関係で、赤はビッグロードの形が揃っていることを示すだけです。次がどちらでも赤になる可能性があり、それは現在のビッグロードの形で決まります。

罫線で次のハンドは予測できますか?

できません。実戦180万ハンドで、赤の出現率、色の連続、赤に従う賭け方の期待値を検証しましたが、どれも「予測力はゼロ」の場合とまったく同じ結果でした。

タイは罫線にどう記録されますか?

ビーズプレートではタイも緑の1マスを使います。ビッグロードではマスを使わず、直前の丸に緑の斜線を入れます。派生罫線はタイをまったく記録しません。

シューの序盤に派生罫線が空白なのはなぜ?

派生罫線は前の列と比べるため、ビッグロードの列が足りないうちは描けません。ビッグアイボーイは2列目から、スモールロードは3列目から、コックローチロードは4列目から始まります。

ビッグロードの列が6マスを超えたらどうなりますか?

右に曲がって最下段を進みます(ドラゴンテール)。これは表示上の決まりにすぎず、派生罫線の計算では1つの列として扱います。